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タカタ製エアバックリコール未改修車の車検について

エアバッグのリコール未改修車両を車検で通さない措置を開始します。

 タカタ製エアバッグのリコール改修を促進するため、異常破裂する危険性が高い未改修車両(自動車メーカー9社、97車種、約130万台(10月末))時点については、平成30年5月より、車検で通さない措置を講じることとします。本措置の対象車両のユーザーの皆様は、車検の有効期間を待つことなく、一刻も早く改修を行って頂くようお願いします。

1.背景・目的
タカタ製エアバッグは、ガス発生装置(インフレ―タ)が異常破裂し、金属片が飛散する不具合が発生しているため、平成21年以降リコールを実施しているところです。
これまでも、未改修車に対し車検時に警告文の交付を行う等の改修促進の取組を進めていますが、29年10月の国内の改修率は83.2%であり、なお約320万台の未改修車があること、異常破裂による死者が全世界で少なくとも18人を数え、一刻も早い改修が必要であること等を踏まえ、これまでの取組に加え、新たに、異常破裂する危険性が高い未改修車については、車検で通さない措置を講じます。